伊藤詩織さんが望月衣塑子記者を名誉毀損で提訴

映像ジャーナリストの伊藤詩織さんが、東京新聞の望月衣塑子記者を名誉毀損で提訴した。伊藤さんは、望月記者が執筆した記事が事実と異なり、自身の社会的評価を著しく低下させたとして、330万円の損害賠償を求め東京地裁に訴えを起こした。この訴訟は、伊藤さんが監督したドキュメンタリー映画「ブラック・ボックス・ダイアリーズ」を巡る報道が争点となっている。

伊藤さんは、映画が米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされたことを受け、自身の性暴力被害をテーマにした作品として注目を集めている。しかし、望月記者の記事では、映画に使用された映像が一部の関係者からの許諾を得ていないと指摘され、伊藤さんが「利己的な人」との印象を与えたと報じられた。これに対し、伊藤さん側は、映像は顔をぼかすなどの配慮がなされており、許諾を得ていると反論している。

東京新聞は、記事の一部を訂正し、誤解を招く表現があったとして謝罪を追記したが、望月記者は「記事に誤りはない」と主張している。また、望月記者は「個人を訴えることで言論活動を抑えようとする意図を感じる」と述べ、訴訟を遺憾としている。

この訴訟は、ジャーナリズムの自由と個人の名誉のバランスを問う重要なケースとして注目を集めている。

伊藤詩織さん、監督映画巡る記事で東京新聞の望月記者を提訴「利己的な人との印象与えた」

伊藤詩織さん、監督映画巡る記事で東京新聞の望月記者を提訴「利己的な人との印象与えた」

映像ジャーナリストの伊藤詩織さんは10日、東京新聞の望月衣塑子記者に対して執筆記事で名誉を毀損(きそん)されたとして330万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴し…

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伊藤詩織さん、名誉毀損で東京新聞の望月衣塑子記者を提訴 映画を巡る記事は「事実と異なる」 望月記者「誤りはない」

伊藤詩織さん、名誉毀損で東京新聞の望月衣塑子記者を提訴 映画を巡る記事は「事実と異なる」 望月記者「誤りはない」

 東京新聞の望月衣塑子記者が書いた事実と異なる記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、ジャーナリストの伊藤詩織さんが10日、望月記者に330万円の損害賠償を求め東京地裁に提訴した。伊藤さんの代理人弁護 ...

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