セブン-イレブンが「要塞レジ」を導入、従業員の安全と顧客満足度のバランスが課題

セブン-イレブンが一部店舗で「要塞レジ」と呼ばれる防犯強化システムを導入している。このシステムは、レジカウンターにパネルを設置し、不審者がカウンター内に入れない構造となっているほか、深夜時間帯には自動ドアを閉鎖し、従業員がリモコンで開ける仕組みを採用。さらに、転倒検知装置も導入され、従業員の異常を検知すると警備会社に通報する機能も備えている。これらのシステムは、ALSOKやLIXILと3年かけて開発された。

背景には、人手不足や防犯強化の必要性がある。特に深夜帯のワンオペレーション(1人勤務)時の安全確保が課題となっており、転倒検知装置はその対策として注目されている。また、カスタマーハラスメント(カスハラ)対策としても、レジカウンターのパネルが客と従業員の境界を明確にし、威圧感を与えることで効果を発揮しているとされる。

一方で、このシステムの導入は、客にとって「冷たい接客」や「高齢者泣かせ」との声も上がっており、顧客体験の低下を招いているとの指摘もある。今後、セーフティガードシステムの導入が進むかどうかは、従業員の安全と顧客満足度のバランスが鍵となる。

なぜ、セブンは一部店舗で“要塞レジ”を導入したのか 開発期間は3年 ある種の威圧感はカスハラにも効果あり?(ITmedia ビジネスオンライン)|dメニューニュース

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 セブン-イレブンが、一部店舗で防犯体制を強化している。レジにはパネルを設置し、まるで要塞のような防備…

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