なでしこジャパン、シービリーブスカップで初優勝！アメリカを下し新監督初陣で快挙

2025-03-03

なでしこジャパン（日本女子代表）が、2025年2月26日にアメリカで開催された「シービリーブスカップ」で、世界ランキング1位のアメリカ女子代表を2-1で下し、大会初優勝を果たした。この勝利は、ニルス・ニールセン新監督の初陣となった国際大会での快挙であり、日本女子サッカーにとって大きな節目となった。

試合は、日本が開始早々に先制点を奪った。前半2分、長谷川唯のスルーパスを受けた籾木結花が、相手DFをかわして左足でゴールを決めた。しかし、アメリカは前半14分にアリー・セントナーのゴールで同点に追いついた。後半に入ると、日本は再びリードを奪う。後半5分、長谷川のフリーキックからこぼれたボールを、途中出場の古賀塔子が押し込み、決勝点を挙げた。その後、日本は守備を固め、アメリカの猛攻を凌ぎきり、2-1で勝利を収めた。

この勝利により、なでしこジャパンはシービリーブスカップを3戦全勝で制し、新監督のもとで最高のスタートを切った。また、アメリカとの対戦成績は通算41試合で2勝8分け31敗と苦戦が続いていたが、13年ぶりに勝利を収めたことで、今後の国際舞台での活躍に期待がかかる。

ニールセン監督は試合後、「チームの努力が実った。勇敢に戦ってくれた」と選手たちを称え、さらなる強化に意欲を見せた。また、先制点を決めた籾木は「信じて走った」と語り、決勝点を挙げた古賀は「新監督になってすぐ勝利できてうれしい」と喜びを語った。

なでしこジャパンは、この勝利を糧に、再び世界一を目指してさらなる高みを目指す。