ドジャース・大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告が銀行詐欺罪などで禁錮4年9カ月の判決を受けた。大谷選手の口座から約1659万ドルを盗んだ罪で起訴され、昨年からのスキャンダルに一応の決着がついた。
米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手の元通訳、水原一平被告が大谷選手の口座から約1600万ドルを不正に引き出し、スポーツ賭博に充てたとして銀行詐欺罪などに問われている裁判で、米連邦検察は禁錮4年9月を求刑した。
ドジャースの大谷翔平投手の元通訳である水原一平被告が、大谷の口座から約1700万ドルを不正送金した罪で起訴され、米連邦検察は禁錮57か月と釈放後3年間の保護観察処分を求刑した。水原被告は大谷になりすまして銀行員と会話し、20万ドルの電信送金を試みた際の音声が公開された。さらに、水原被告が大谷から歯の治療代として6万ドルの小切手を受け取ったことも指摘されている。水原被告は昨年、大谷の口座から不正に資金を引き出し、ギャンブルや個人の支出に充てたことを認めており、銀行詐欺と虚偽の税務申告の罪で起訴されていた。