EV

ホンダの株価が日産自動車との経営統合協議破談により上昇。独自の戦略が市場に評価され、EV事業での巻き返しが注目される。

ホンダと日産自動車の経営統合をめぐる動きが注目を集めている。ホンダは日産の株式を取得し、子会社化する案を打診していることが明らかになった。両社の経営統合は、EVやソフトウエア開発での競争力を強化する狙いがある。

ホンダと日産自動車の経営統合を巡る動きが注目を集めている。2024年12月から協議が進められてきた両社の統合案は、ホンダが日産の株式を取得し子会社化する方向で検討されていたが、日産側からの強い反発により難航している。この動きは、電気自動車（EV）やソフトウェア開発で先行する米中メーカーに対抗するため、日本自動車業界が抱える共通の危機感から始まったものだ。